京都成章高等学校

教育理念
自由と自主性を重んじる

【校訓・教育理念・校風】

【校訓】「自学 自成 自立」

《自学》
自らの意思と努力で学び続けることのできる人間の育成をめざします。
《自成》
自らの意思と努力で自己成長、自己形成に努めることのできる人間の育成をめざします。
《自立》
「自学」「自成」に立脚した、真の意味で主体的に生きることのできる人間の育成をめざします。

【教育理念と校風】

自由と自主性を重んじ、気品ある個性を育む。
生徒規則(校則)は限りなく少なくし、マナーに依拠した学校生活を。

本校は生徒の自由と自主性を重んじることを校風の基礎においています。本校の生徒が将来自分で考え、自分で判断し行動できる人物に、そして自由な発想、柔軟な発想で新しい世界や時代を切り開いていくことのできる人物に成長してもらうためには、まずその土台として学校が生徒たちに自由な環境を提供することが必要だと考えるからです。したがって本校ではいわゆる校則といわれる規則は限りなく少なくし、生徒はマナーとモラルを基礎にした学校生活を送ることを学びます。

【学びの方法】

本校の授業は大学受験対策としての授業、すなわち得点することに中心が置かれています。具体的には学習した範囲に対して徹底した演習を軸に得点力を高めていくことが重視されています。またさまざまな問いや課題を自らで発見し、解決できる力を養成するために、互いに議論し、思考を深め合うことも大切にしています。





【授業開始時間は9時30分】

本校の授業開始時間は9時30分と遅く設定しています。これは遠方の生徒が通いやすいようにするためと、前日遅くまで大学受験勉強を行っても睡眠時間を確保できるようにするためです。開始時間少し前に登校してくる生徒や逆に開始時間より1時間くらい早く登校して学習する生徒など、それぞれが自分のスタイルで学校生活を送っています。

【進路指導の方針・・・大学名よりも学部選択を重視】

本校では、自分が将来どんな職業に就き、どんな風に社会に貢献し得る人間になるかということを生徒ひとり一人が具体的にイメージし、その実現に向かって自分の進路を決定していくプロセスを重視しています。したがって大学名よりも、自分は大学で何を学びたいのか、また自分は何を学ぶべきなのかということを優先した進路選択をさせるようにしています。

【学習環境についての考え方】

一人一人の生徒の個性や感性が異なる以上、生徒が学びやすいと感じる環境も生徒それぞれで異なるものです。本校では学習環境を一元的に捉まえず、出来るだけ多様な学習環境を創設するように努めています。自分に合った環境の中なら、学習が気楽に、しかも楽しくなったりもします。

【学校行事についての考え方】

学校行事についても校訓と教育理念に基づいた取り組みを心がけ、生徒が自由な発想で立案、企画することを重視し、原則として学期中、月に一回は実施するようにしています。例えば遠足は各クラスで行き場所を決めたり、体育祭では競技性よりも企画やパフォーマンスを大切にしています。特徴的なのは年に2度遠足に行くこと、そして一年次と二年次の2回修学旅行に行くことです。